すっかり秋のお空が広がり、お散歩したい気持ちがウズウズ。
油彩のモチーフ探しを兼ねて、大好きな野毛山動物園へ行ってきました。
園に着き、まず1番にご挨拶したのは、フタコブラクダのツガルさん。
のんびりのびのび日陰で反芻作業に勤しんでおられました。
33歳の彼女は、人間で言うと100歳を超えているそうです。
クスノキが初めてツガルさんにお会いしたのは、もう20年以上前のこと。
その頃から考えてみても、体力や外見は老いたものの、
彼女の生きる姿勢はまったく変わらないように思えます。
しばしツガルさんと時間を過ごした後、次はお隣のダチョウさんにご挨拶。
大きな大きなお口でワッサワッサとご飯を食べる様子は、なんだかとってもコミカルです。
「なんでそんなにこっちを見ているの?」と、まん丸な瞳でキョトンと見つめ返されると
思わずニコニコ笑顔になります。
そしてそして。
ホンドタヌキさん達の所へ。
いつもは皆でクルクル丸まって眠っていることが多いのですが、
今日はパッチリ起きてらっしゃいました。
彼らは思ったよりも小柄ですが、鋭いアーモンド型のお目々が印象的で、
可愛らしさの影に強さを感じさせます。
今回、訪れた目的は以上の方々にお会いすることだったので
1時間程でそそくさと帰路についたのですが、
ぽかぽか陽気で、園内の他の動物さん達は
うとうと眠そうにしている方が多かったです。
野毛山動物園は、クスノキも小さい頃からお世話になっている
とってもとっても大切な場所です。
いつも新たな発見や気付きがあちらこちらに転がっていて、
訪れる度、動物さん達が皆それぞれに大切にされているのが感じられる
素敵で穏やかな動物園。
ぜひぜひ1度足を運んでみてくださいな。
●野毛山動物園web→http://www.nogeyama-zoo.org/
この記事にトラックバックする